Stable Diffusion 可用于拍摄角度、位置调整、构图的 prompt

本記事では、カメラアングルや構造を指定するのに役立つプロンプトをご紹介します。

カメラアングルの指定が思い通りにできるようになると、Amazonで売られているような写真集を作るのにもとても役立ちます。

一つの単語を変更するだけで、生成される画像の構図がかなり変わります。

理想のアングルを探すのにぜひ参考にしてみてください!

【from above】- 上からのアングル

stable diffusion 構図

from aboveは被写体よりも、高い位置から構えて撮影する手法です。

特に何も指示を加えないと、上目遣いのような写真が多く生成されました。

逆に視線を下向きにするようなプロンプトを追加すれば、儚げな雰囲気や繊細な表情を引き出すこともできます。

stable diffusion 構図

モデルが椅子に座っている場合や地面に寝そべっている場合にも効果的な構図になります。

【from below】- 下からのアングル

stable diffusion 構図

from belowは先ほどとは対照的に、被写体よりも低い位置から撮影したような画像を生成できます。

このアングルではモデルを”より大きく見せる効果”や”迫力を強調”することができます。

力強いポーズや自信に満ちた表情を見せたい場合には、かなり使いやすいプロンプトです。

aboveと比較してみてもだいぶ雰囲気が変わるのがわかると思います。

被写体の雰囲気に応じて使い分けるのも良いかもしれません。

【from side】- 横からのアングル(カメラ目線)

stable diffusion プロンプト一覧

横顔の絵が欲しい場合に使いやすいプロンプトです。

目線の指定をしないと、カメラの方を向くショットが多い印象があります。

正面を向いている写真よりも、顔に陰影を作り出しやすいので照明とうまく組み合わせると、とても雰囲気を出しやすいアングルです。

似たような構図になるプロンプトでプロファイルというものもあります。

【profile】- 横からのアングル(目線は前)

stable diffusion プロンプト一覧

from sideの代わりにprofileを設定しても、同じように横顔で生成してくれます。

from sideの時とは異なり目線もカメラの方ではなく”まっすぐ向いてる画像が多い”という特徴があります。

stable diffusion プロンプト一覧

これらをうまく使い分けるか、あるいは目線のプロンプトも追加すれば、横顔で理想の絵に近づけやすいかと思います。

【from behind】- 背後からのアングル

stable diffusion カメラアングル

お次はfrom behindです。

こちらは被写体の背後から撮影したような画像を生成してくれます。

モデルの表情を隠すことで”物語性”や”神秘性”を演出することができるアングルです。

今回は背景なしで画像を生成していますが、モデルの目線の先に物や背景があればそれらを強調する効果もあります。

stable diffusion カメラアングル

また、モデルが他の人物と対話している場面では、その関係性や会話の内容を想像させる効果があります。

ファッション撮影やポートレート撮影だけでなく、何かメッセージ性を込めたいときなどに使いやすい構図です。

【overhead shot】- 真上からのアングル

stable diffusion カメラアングル

【overhead shotは、from aboveの時よりも、さらに真上から撮影したような画像を生成してくれます。

モデルが寝そべっている場合には、かなり使いやすそうなアングルですね。

何も指示をしなければ、ベッドの上にいる画像が多く生成される印象があります。

実際にfrom aboveと比較してみるとこんな感じです。

stable diffusion カメラアングル

from aboveは少し上からという感じで、overhead shotは真上から撮影してる感じが伝わるかと思います。

どちらも共通で言えることですが、目線についての指定をしないとカメラ目線の画像が多く生成されます。

【close up】- 顔アップのアングル

stable diffusion 表情

次は顔のアップ画像を生成したいときにおすすめのプロンプト、close upです。

このプロンプトを使用すると、被写体の顔を大きく映し出した画像が生成されます。表情や感情を強調したいときや、特徴的な顔立ちを際立たせたい場合に非常効果的です。

ただし、close upを使用する際は、モデルの表情やポーズに十分注意を払う必要があります。

また、照明やシャドウの効果も顔の印象に大きく影響するため、これらの要素も考慮に入れて調整することが重要です。

extremeという単語を加えると、さらに顔にフォーカスした画像が生成されます。

【extreme close-up】- 更に顔のアップ

stable diffusion 表情

extreme close-upを加えた画像は顔にフォーカスされています。

クローズアップは肩まで映っている画像が多いのに対して、extreme close-upの場合は顔のみの画像が多いです。

extremeなどのような単語を入れてあげると、雰囲気が変わったりするので色々と試してみてください。

【upper body】- 上半身を撮影

stable diffusion 撮影

モデルのどの部分までを映すかを指定するプロンプトも見ていきましょう。まずはupper bodyというプロンプトを追加してみます。

上半身だけが写った画像が生成されます。お腹よりも上の部分を写したい時によく使われるプロンプトです。

もう少し腰の辺りから映したい場合は、cowboy shotというプロンプトがおすすめです。

【cowboy shot】- 腰より上を撮影

stable diffusion 撮影

しかしcowboy shotという言葉が混じっているせいかたまにハットをかぶって精製されてしまいます。

ハットをかぶって欲しくない場合は、ネガティブプロンプトにハットとキャップを追加しましょう。再度生成してみると、狙い通り腰のあたりからの画像が生成できました。

upper bodyと比較すると同じ上半身の写真でも被写体が写っている部分が微妙に異なるのがわかります。

stable diffusion 撮影

それでは全身を写したい時に使えるフルボディも見ていきましょう。

【full body】- 全身を撮影

stable diffusion 実写

悪くはないですが、全身と言えるような写真は一つしかありません。

これもcowboy shotの時と同様、靴まで指定してあげるとうまくいく確率が高まります。

黒のハイヒールをプロンプトに追加してみましょう。

stable diffusion 実写

すると靴まで指定したことで、全身を写してくれる精度が高まりました。

さらに言うと全身の場合は、縦の比率を多くするとよりうまくいきます。試しにHeightの数値を上げてみましょう。

stable diffusion 実写

すると全身が映った画像が安定して生成されるようになりました。

まとめ

狙い通りの画像を生成するコツは、プロンプトの調整はもちろんですが、縦横比の調整も実は重要です。

プロンプトは悪くないのに「イメージ通りの画像が生成されない…」という人は画像サイズを調整してみるのも良いかと思います。

他にもカメラアングルや構図に関するプロンプトはいろいろあるのですが、変化率がわかりやすいものを中心にお伝えしました。

本ブログでは他にもプロンプトの参考例なども掲載しているので、もしよければそちらも参考にしてみてください。

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